情報の削除を求める権利を規定したプロバイダ責任制限法を知ろう

情報の削除を求める権利を規定したプロバイダ責任制限法を知ろう

パソコンやiPhone、Androidなどのスマートフォンが普及した昨今は、誰でもどこでもインターネットが利用できます。
インターネットによって、気になる情報が逐一調べられ、暮らしの不便を解消することが可能です。

しかし、インターネットはまさに誰でもどこでも利用できるために、デメリットも持っています。
そのうちの一つが悪い情報の氾濫です。
悪い情報とは爆サイ.comのような掲示板などでの悪口、個人情報の暴露などです。

ネットで悪口を書かれた場合、現実のように犯人に謝罪を求め、削除させることは難しいでしょう。
では誰に削除を訴えればいいのでしょうか。
書き込みの責任は誰にも追求できないのでしょうか。
掲示板のサイト開設者は広告などで収益を得たまま、自分のサイトに書き込まれた虚偽や誹謗中傷への責任はないのでしょうか。

実は、インターネットに関するリスクに対処するために、プロバイダ責任制限法という法律があるのです。
ネットをするにあたって知っておきたい知識となりますので、プロバイダ責任制限法について説明します。

プロバイダ責任制限法とは、ウェブサイト上で権利を侵害された者がそのプロバイダに対し、情報の削除や開示を求めることができると定めた法律です。

しかし、いくら権利侵害とは言え、書き込みなどをした人の表現の自由などの権利もあります。
そのため、削除請求に応じるかどうかはサービス事業者に判断が委ねられています。

仮に、「爆サイ.com」掲示板の投稿削除したい場合は運営側に、爆サイの権利侵害書き込み削除依頼を出すことが可能です。

また、管理者自身が悪意を持って行ったわけではないのに、第三者の書き込みに対する全ての責任を追求されるのはプロバイダにとって不利益です。
そこで、プロバイダ責任制限法はその名の通り、管理者の責任範囲を制限し、保護している側面もあります。

この法律によって、掲示板などで削除依頼フォームがなくても、誹謗中傷を書き込まれた被害者は削除依頼を行うことができます。
この権利を「送信防止措置請求権」と言います。

また、ユーザーには「発信者情報開示請求権」もあります。
これによって、投稿者の情報を開示することをプロバイダに求めることができます。
正当な理由があるのに、プロバイダが応じない場合は裁判によって開示させることも可能です。

悪口や誹謗中傷を書き込まれたら、削除依頼をすることはあなたの権利なのです。
困ったら削除のプロに相談してみることもお薦めです。